睡眠サイクルは90分ごとがベスト

レム睡眠とノンレム睡眠について知っておこう!

睡眠は健康な生活を続けて行く上でとても大切な要素です。睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という状態があります。レム睡眠は、眠りの浅い状態のことです。レム睡眠の時は眠っていても眼球が動いている状況になっています。「ノンレム睡眠」とは、ぐっすり寝ている状態のことです。ノンレム睡眠の時は眼球が動かない状況となっています。

睡眠サイクルですが、眠りに落ちるとまずすぐに深いノンレム睡眠の状態になります。次に浅い眠りのレム睡眠となります。個人差はあるものの、大体90分ごとにノンレム睡眠とレム睡眠が繰り返されています。では、個人差はあるものの、私たちはどのくらいの時間眠ればよいのでしょうか。

どのくらいの時間眠れば快適なのでしょうか?

これは個人差があるので全員がそうであるとは限りませんが、ノンレム睡眠の90分とレム睡眠の90分のサイクルを4回、90分ごとの睡眠サイクルを繰り返して約6時間の睡眠が十分という考え方があります。他にも、やはり、90分ごとの睡眠サイクルと関係しますが、脳は眠りはじめの3時間で(180分)で必要な休息のほとんどをとるので、3時間でも良いという考え方もあります。睡眠サイクルは90分ごとがベストと考えれば、目覚ましをかけるときに、3時間プラス90分だったり、180分だったり、270分だったりと、その時の体調に応じて、90分サイクルを意識してかけることができるでしょう。

ぐっすりと眠るためには睡眠環境も整えることが大切

ぐっすりと眠るために、睡眠環境を整えることも大切です。ある程度の時間きちんと寝たのに、身体が痛かったり、すっきりしない場合、もしかすると寝具に、例えば、使用しているマットレスに原因があるのかもしれません。合わないマットレスで寝ていると不眠のみならず、腰痛の原因にもなり得ます。そこで、自分に合ったマットレスを選び、ぐっすり眠るための睡眠環境を整えるようにしましょう。

できる限りお店に実際に足を運んで、試しに寝てみると良いでしょう。そのマットレスは寝心地が良いでしょうか。寝返りがしやすいでしょうか。ベッドの横揺れがきついということはないでしょうか。寝返りのたびに自分にとって不快なきしみ音はしないでしょうか。こうした事柄を良く確認して、自分にとって快適なマットレスを選ぶようにしましょう。自分にとってベストな睡眠時間を確保するだけでなく、自分にとってベストな睡眠環境も確保するようにしてみましょう。