枕の高さは大切？
枕は睡眠中、自分の頭を支えてくれる、大切なアイテムです。毎日寝ている時に使用している、自分の枕が睡眠の質に影響を及ぼすことをご存知でしょうか？自分に合った枕を選ぶことは、とても大切です。枕が自分にとって適切な高さでない場合、一晩中、首と肩の筋肉が不自然になり、次の日に首や肩に痛みやコリを感じることになります。そして、筋肉が緊張することにより、血流が悪くなります。さらに、神経を圧迫してしまうことになり、睡眠の質が悪くなることもあるでしょう。それだけではありません。枕が自分にとって高すぎると、気道を圧迫して、いびきをかきやすくなります。
逆に、枕が低すぎる場合、首と肩の痛みやコリだけでなく、顔がむくみやすくなります。それは、寝ている間に、顔に血液や老廃物が溜まってしまうからです。ですから、枕の高さは、高すぎても低すぎても良くありません。睡眠の質が悪くなるだけでなく、不眠症になる恐れも出てくるでしょう。自分に合った枕は、寝ている間でも立った姿勢のままを保つことができる枕です。人間に背骨は、S字型の曲線になっているため、首と布団の間の隙間が出てきてしまいます。首と布団の間の隙間を自然に埋めることが出来る枕が最適と言えるでしょう。
枕の柔らかさも、とても大切
枕は、高さだけでなく、自分に合った柔らかさも大切です。枕が硬いと、枕と体が接触する面積が少なくなるために、首が不安定になります。硬さの合わない枕を使用しているならば、頭をきちんと支えることができません。そうすると、肩や首の筋肉が緊張したり、頭や首の重さの分散がうまくできないために、神経が圧迫されてしまうでしょう。枕が柔らかすぎると、頭と首を上手に支えられなくなり、首に負担がかかります。そのため、枕の理想的な柔らかさは、頭と首を圧迫せずに支えることができるものと言えるでしょう。
枕によって睡眠の質が上がる
快適な睡眠に必要なことの一つは、枕です。枕の大きさが自分の頭の大きさと合わなければ、寝返りをスムーズにすることができません。寝返りは、熟睡するために必要なことです。もし、寝返りをせずに同じ姿勢で寝ているならば、血流が悪くなってしまい、体温調節をきちんとできなくなります。そのため、寝返りがしやすいように、枕の大きさは、頭3個分か、左右に動いても問題のない枕を選ぶと良いでしょう。健康や美容のためにも、自分に合った枕やマットレスを探して、使用してみてはいかがでしょうか？
