床上30㎝はホコリが多い?
動きのない空間で寝る時であっても、床上30㎝は「ホコリゾーン」と言われており、ハウスダストが舞っているのをご存知でしょうか?床から30㎝までの高さにホコリが舞っているため、床に布団を敷くならば、顔の位置にホコリが舞っていることになります。毎日、床に布団を敷いて寝るならば、ホコリの中でたくさんのホコリを吸い込み、鼻炎などのアレルギーの原因となることでしょう。
しかし、ベッドで寝るならば、床から30㎝以上の高さがありますので、ホコリが少ない状態で寝ることができます。そのため、アレルギーや喘息などがある方は、ホコリ対策のためにも、床上30㎝以上の高さのあるベッドで寝るか、30㎝以上のマットレスを使用するなどした布団などで寝ると良いでしょう。
快適な睡眠に必要なことは?
ホコリと、毎日の快適な睡眠は関係があるのでしょうか?ホコリは、快適な睡眠に関係があります。部屋の中のホコリが原因で、睡眠の質が落ちてしまうことがあると言えます。なぜなら、部屋の中にただよっているホコリが眠っている間に徐々に床面に落ちて降り積もっていき、積もったホコリが、睡眠中の呼吸によって鼻に入り込むからです。ホコリによってアレルギー症状を引き起こしてしまう場合があります。
アレルギー症状によって、鼻の穴が両方詰まってしまい、息苦しくなって何度も起きてしまったり、口呼吸をしようとして喉がアレルギーによって腫れてしまうこともあることでしょう。このようなアレルギー状態になるならば、快適な睡眠が損なわれてしまい、毎日の生活に支障が出てしまうと言えるでしょう。
ホコリを効率的になくすためには?
ホコリを完全に部屋からなくすことは、不可能です。ホコリは目に見えなくても、空気の動きに合わせて浮かんでいるものだからです。しかし、ホコリを効率的になくすために、出来ることがあります。それは、掃除です。夜や外出した時など、人の動きがなくなると、空気の流れが止まります。数時間かけてホコリは床に落ちてくることでしょう。そのため、床の掃除をする時は、朝や午前中に掃除をするのが、おすすめです。
さらに、ホコリを効率的になくすためには、換気も必要です。また、照明や天井などの高い所を掃除する際は、部屋の上から下に向かって掃除していきます。床を掃除してから天井を掃除するならば、ホコリはなくなりません。ホコリは掃除をする時に舞い上がり、下に落ちてくるので、最後に床掃除をするならば、効率的にホコリをなくすことができることでしょう。