暑くも寒くもなりにくいので眠りやすい

睡眠に最適な温度と湿度は季節によって異なります!

睡眠には適切な温度や湿度があります。そして、適切な温度や湿度は、季節によっても変わります。ここでは、寝具やパジャマを着用して眠る場合の、夏と冬の快適な温度と湿度について考えてみましょう。

夏場と冬場の最適な温度と湿度について考えてみよう!

夏場、オフィスの空調の設定温度を28度にするようにと提唱されることがありますが、夏場に、寝具やパジャマを着用して眠る場合、一般的には室温はそれよりも幾分低い26度に、そして、湿度は50パーセントから60パーセントに設定するなら、睡眠が妨害されることはないでしょう。

続いて、冬場ですが、冬場ですから、夏場よりも温かく室温を設定するのが当然と思われるかもしれません。しかしながら、意外なことにそうではないのです。冬場は冬用の掛け布団を使用していますから、そのことを前提にすれば、冬場、寝心地が良い室温は16度から19度、湿度は50パーセントから60パーセントが理想的となっています。

このように、睡眠に適切な温度や湿度は、季節によっても変わりますので、マットレスなどの寝具を上手に活用して、夏場も冬場も快適な睡眠を目指したいものです。では、夏涼しく、冬暖かい、どちらの季節でも快適な、そんな都合の良いマットレスはあるのでしょうか。実はあります。では、その種のマットレスの構造はどのようになっているのでしょうか。調べてみましょう。

夏涼しく、冬暖かいマットレスはどのような構造になっているのでしょうか?

一例として、夏涼しく、冬暖かいマットレスの中には、春夏用に「ナノブリッド」、秋冬用に「ファイバークッション」というように2層構造になっているものがあります。このうち、ナノブリッドは、汗や湿気をこもらせないような素材となっています。通気性が良く、暑くないので、眠りやすいと言えます。一方、ファイバークッションは固めの綿素材になっています。空気が外に逃げにくくなっており、保湿性を高めてくれるために寒い日でも暖かく眠ることができるようになっています。夏は空気の通りが良く、冬は空気を放さないようにしてくれるというわけです。

こうしたマットレスを活用すれば、暑くも寒くもなりにくいので眠りやすく快適であると言えるでしょう。では、今、使用しているマットレスについてはいかがでしょうか。もしかすると、マットレスの交換が必要になっているかもしれません。検討してみましょう。