マットレスには掃除が必要です!
マットレスの汚れの原因となるものはたくさんあります。例えば、ホコリ、皮脂、フケ、チリなどがあります。さらに、カビやダニ、おねしょや寝汗などの液体汚れもあります。このように原因となるものがたくさんあることについて知ると、マットレスの掃除の回数、つまり、どの位の頻度で定期的にメンテナンスをしておけば安心なのかという点について考えさせられます。
マットレスのメンテナンスのタイミングは最低1ヶ月に1回?
マットレスは重いので、干すのはとても大変です。しかし、人は寝ている間にたくさんの汗をかいています。1回の睡眠で大体平均200CC位は汗をかいていると考えられています。気づかないうちに髪の毛は落ちますし、ホコリも舞います。寝ている間によだれなどが出てしまい染み込めば、寝ている間の唾液にはばい菌が沢山入っていますので、悪臭の原因にもなり得ます。ダニは湿った場所を好みます。そして、ホコリや髪の毛が落ちていれば、ダニにとっての食料も備えられることになり、ダニも増えてしまうおそれがあります。湿った場所であれば、カビが繁殖してしまいます。カビはアレルギーなどの病気の原因にもなり得ます。
こうした事柄を考えますと、1ヶ月に1回は重くても窓にたてかけたり、乾燥させてあげたいものです。実際には1ヶ月に1回では足りない位です。最低でも1ヶ月に2回は、こうした事柄に取り組みたいものです。もし、それすらできないという方であるなら、苦肉の策ではありますが、マットレスをひっくり返して表裏を反対にしてあげるだけでも汚れのつき方は緩和されるかもしれません。くれぐれも、マットレスをあげたら、真っ黒な黒カビがたくさんついていたというような事態にはしたくないものです。
マットレスの換気方法にはどのようなものがありますか?
マットレスを換気するために、寝室の扉や窓を開けて、風通りを良くすることも役立ちます。マットレスの足か頭の片側に何らかの物を挟んで、マットレスの裏側の換気を行なうという方法もあります。この方法は湿度の高い時期であれば月に1度、湿度が低い時期であれば2ヵ月に1度の頻度でできれば良いでしょう。
湿度の高い時期は、エアコンの除湿機能を活用して、部屋の湿度を下げ、扇風機やエアコンの風をマットレスに当てるという換気方法もあります。いずれにしても、状況に合った換気方法を検討し、こまめにマットレスのメンテナンスをするように心掛けて行きましょう。