寝る時に最適な温度は?
睡眠の不足は生活に悪影響を及ぼしますので、日々、できる限り快適な睡眠環境を構築できるようにすることは大切です。より良い睡眠環境を考える時、寝る時の温度も心地よい状態に整えたいと思います。布団の中の温度が少し変わるだけでも睡眠の質が大きく変わることがあり得ます。快適な温度から5度だけ上がったり下がったりするだけで、深い睡眠の量が20%減少するという調査もあるようです。
快眠に役立つ温度は、布団の中の温度が33度位と考えられています。ただ、布団の中の温度といっても、なかなかイメージがわきにくいものです。そこで、布団の中の温度ではなく室温で考えてみると、冬場は14度から20度位、夏場は25度から27度位と考えることができるでしょう。夏場ですが、25度から27度位をこえる高い室温になってしまいますと、体から熱が放熱されなくなってしまうおそれがあります。そうなりますと、体温が下がりにくくなってしまいます。冬場は布団の中の温度を一定に保つようにするなら眠りやすくなります。熱が逃げにくいような寝具を使うことができるでしょう。
寝る時に最適な湿度は?
次に、快眠に役立つ湿度について考えてみましょう。役立つ湿度は季節を問わず、50%と考えられています。冬場は乾燥しやすくなる季節です。そこで、加湿器や湯たんぽを活用すれば、湿度をアップさせることができます。夏場は湿気に気をつける必要があります。夏に、寝苦しいと感じることがありますが、その原因は湿度にあると考えられます。
我慢すると熱中症になりかねませんので、冷房をつけて休むことができます。冷房を連続稼働させなくとも、タイマーの機能を活用して、ある程度時間が経過したら自動的に止まるように設定しておくこともできるでしょう。冷房のみならず、エアコンの「ドライ」の機能も役立ちます。この機能を活用して、部屋内の湿気を除いてしまうと、快適に休むことができます。
寝る時に最適な温度や湿度を実現するために、マットレスを活用してみよう!
寝る時に最適な温度や湿度を実現するために、ベッドや布団に体を収める空間の気温や湿度にも気を配りたいと思います。人は、睡眠中にたくさんの汗をかきます。とりわけ夏場はよく汗をかきます。通気性の悪いマットレスを使用していると、汗と体温、湿気がたまってしまうことでしょう。そのままにしておきますと、不快な状況になってしまいます。そこで、通気性の良いマットレスを活用すれば、寝る時に最適な温度や湿度に近づけることができるでしょう。